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- 2023.11.12 Sunday
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まじですか!
ついにですか!!
今までハリウッドが権利を取得したとかいろんな話がありましたが、
映像化に至らずにいた浦沢直樹の『MONSTER』。
海外ドラマNAVIのニュースによると映画ではなくTVシリーズになったのは協議の結果のようです。
なんとギレルモ・デル・トロが(パイロット版を)監督し、『SHERLOCK』でお馴染みのスティーヴン・トンプソンと共同で脚本を担当するんですって!!!ご、豪華!
キャスティングは今からということで楽しみですが、せっかくなので天馬は日本人俳優でお願いしたい!妄想は膨らむわ〜
にしてもレ・ミゼのレポかけてません。
そのキーワードで検索してきてくれた方が結構いらっしゃるようで、申し訳ない気持ち。
実際ニーズがあるかは分かりませんが(笑)こればっかりはこのまま書かず仕舞いにするつもりは毛頭ないので!!しかしまとまらないのよね。
昨晩感想を書いたのを機に、佐助と春琴の関係について延々と考え始めてしまいまして、谷崎潤一郎の「春琴抄」読み始めました。
まだ前半部なのに、読みながらなぜか落ち着かない・・・・
気になるのに痛々しくて読み進められない。
それに文章自体は心にガンガンくるんだけど、なにせ旧仮名遣いなもんで読むのに骨が折れるということもある。
私は原作より先に斎藤工主演の「春琴抄」をみてしまったわけで、もう私の中で佐助は工くんなわけですよ。だから前半、まだ佐助も春琴も子供のころから始まる二人の主従関係に、胸が痛い。
工くんをいじめないでーーーってな変な気分になったり・・・
でもこの幼少期が二人のルーツなので、こういう風にあの佐助と春琴ができていくのか、というような辺りはとても面白い。
とりあえず、息抜きにこんなん書いてますが、読み終わったり再UPします。
さあ、旅に出ようよ。
ふるさとは、everywhere。
今年の2月に発売になった坂本真綾のエッセイ「from everywhere」。
この本は発売日に買ってから既になんども読み返していて、ハワイに行く前、帰ってきたらブログに載せよう、と思っていたんだけど機会を逃してしまいました。
で、なぜ今かというと・・・昨日彼女のライブが東京国際フォーラムであったんだけど、6月に変更になってもんで行けなくなり、泣く泣くチケットを手放したので、なんとなく書こうって気分になったの。
これは彼女が37日間のヨーロッパでの一人旅をつづったエッセイだけれど、彼女が自分で言うように旅日記というよりは、以前に彼女が発売したエッセイの続編のような趣。
とはいえ、旅のエッセイとしても面白く、読みながらその場所へ行きたくなる。
実は、同時期に彼女のNEWアルバム「you can't catch me」も発売になったんだけど、エッセイの方が楽しみだったかもしれない、というくらい私は彼女の書く文章が好きなんです。
変に技巧にはしらず、シンプルで読みやすい文章なんだけれども、表現力は実に多彩かつ豊かで、情景が浮かぶよう。言葉にならない類のことを、見事に文章にしているのよ。
やっぱり歌詞をかいているだけあるね。
立場も性格もなにもかも違うし、一般人とは別の世界で生きている坂本真綾という女性をこのエッセイではすごく身近に感じられた。
旅も好きだし、ヨーロッパ縦断は遠くない将来の目的なので(しかも旅の工程案のひとつがほぼ一緒だったので尚更)、旅エッセイとしても楽しんだし、私もそういう悩みあるな〜とか人から言われたことにそう思ったな〜とか、同世代の女性としても共感できたり、ファンということを差し置いても期待以上に面白かったです。
彼女のファンでなくても素敵なエッセイであることは断言できる!!
もしヨーロッパに行ったことある人、行きたい人、旅行が好きな人、一人で旅をしてみたい人は読んで損のない1冊!
もし旅人に何か必要な能力や才能があるとしたら、
たかのてるこさんはそれを持っている人だと私は思う。
旅も旅の本も好きなので、『深夜特急』や『河童が覗いたシリーズ』などの有名なものから
そうでなものまで旅行記はよく読みますが、ここ最近で一番面白かったです。
旅をした人の書物を読むと、旅ってものはその仕方から関わり方まで
人によって全然違うことがよくわかります。
同じ場所に行っても、どう旅して、どんな人と出会って、その旅と旅先をどう見つめるかは
本当にひとそれぞれ。
たかのてるこさんの旅人っぷりは読んでいてなんというか小気味がいいです。
これの後に書かれた『サハラ砂漠の王子さま』『モロッコで断食』というモロッコシリーズも
とても面白い。一読の価値あり!