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- 2023.11.12 Sunday
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さあ、旅に出ようよ。
ふるさとは、everywhere。
今年の2月に発売になった坂本真綾のエッセイ「from everywhere」。
この本は発売日に買ってから既になんども読み返していて、ハワイに行く前、帰ってきたらブログに載せよう、と思っていたんだけど機会を逃してしまいました。
で、なぜ今かというと・・・昨日彼女のライブが東京国際フォーラムであったんだけど、6月に変更になってもんで行けなくなり、泣く泣くチケットを手放したので、なんとなく書こうって気分になったの。
これは彼女が37日間のヨーロッパでの一人旅をつづったエッセイだけれど、彼女が自分で言うように旅日記というよりは、以前に彼女が発売したエッセイの続編のような趣。
とはいえ、旅のエッセイとしても面白く、読みながらその場所へ行きたくなる。
実は、同時期に彼女のNEWアルバム「you can't catch me」も発売になったんだけど、エッセイの方が楽しみだったかもしれない、というくらい私は彼女の書く文章が好きなんです。
変に技巧にはしらず、シンプルで読みやすい文章なんだけれども、表現力は実に多彩かつ豊かで、情景が浮かぶよう。言葉にならない類のことを、見事に文章にしているのよ。
やっぱり歌詞をかいているだけあるね。
立場も性格もなにもかも違うし、一般人とは別の世界で生きている坂本真綾という女性をこのエッセイではすごく身近に感じられた。
旅も好きだし、ヨーロッパ縦断は遠くない将来の目的なので(しかも旅の工程案のひとつがほぼ一緒だったので尚更)、旅エッセイとしても楽しんだし、私もそういう悩みあるな〜とか人から言われたことにそう思ったな〜とか、同世代の女性としても共感できたり、ファンということを差し置いても期待以上に面白かったです。
彼女のファンでなくても素敵なエッセイであることは断言できる!!
もしヨーロッパに行ったことある人、行きたい人、旅行が好きな人、一人で旅をしてみたい人は読んで損のない1冊!