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- 2023.11.12 Sunday
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この世に満ち溢れているのは、みんな犠牲者ばっかりだ。
それならば、本当に闘うべき「敵」は、いったいどこにいるのだろう?
-------宮部みゆき 『模倣犯』
野沢尚の遺作となった『深紅』。
一家殺害の加害者の娘と被害者の娘の話。
取り立てて上手い手法だとかっていうのはないけれど、二人の葛藤や心情の変化はとても興味深い。
上記した宮部みゆきの『模倣犯』の1節を映画を見ながらずっと思い出していました。
この映画で際立っていたのは緒方直人で、犯人の役で事件当日の回想シーンでしか登場しないにもかかわらず一番記憶に残っています。殺人に至るまでの心理描写が表情の変化から読み取れてぞわ〜っとなりました。歯車が外れた時の表情は本当に怖かった。。。
個人的には助演男優賞をあげたいです。
2006年3月26日UP
面白かったんですが、のめり込みきれないのは多分私が大人になっちまったからでしょう。
一見、「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」、はたまた「天使にラブソングを2」と同系統にもみえるけれど、大きく違うところはまさに青春時代真っ只中にいる人が見てこそ面白いというような映画ではないか、というところ。
始終、客観的な気分で鑑賞しました。
でも舞台の上でボーカルの女の子が緊張しているシーンは思わずドキドキしました。
若いっていいね、と思うそんな映画です。
2006年3月22日UP