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- 2023.11.12 Sunday
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私のミス・サイゴン初日は9/14ソワレでした。
その後9/18、24のソワレを観て9月は終了。
10月に2公演ほど予定してますが、観劇が危うい状況です。
何を隠そう、ミス・サイゴンという作品を見るのは今年が初めてだったので、
未だにこのミュージカル自体を理解し切れていないという感じ。
それに役柄のイメージも自分のなかで定まってません。
なので、今回は深く内容を掘り下げるというようりはキャストとミュージカル全体の印象とか感想をつらつら、と。
キムについて
私は3公演、全て違うキムを観ました。早い順に新妻、笹本、ソニン。
3者3様ではあるけれど、キムが強い少女であることは間違いない。
その表現の仕方と迫力にそれぞれの個性が出てました。
ソニンはなんというか凄い「気迫」。「なりきってる度」は一番かも。壮絶さが感じられました。
ソニンキムを観る前からなんとなく彼女の持ってるサバイバーな感じ、というか逆行の中でも生き抜いていくような強さがキムって役柄に合っているような気がしてた。童顔なのに肉感的というアンバランスさも、アジアっぽい風貌もいいしね。逆に新妻さんの幼ささえ感じる細さもまたキムっぽいんだけどね。
そういう意味では外見は笹本さんはスラッとしたスタイルのよさが、キムには一番遠いかもしれない。笹本さん可愛くてねぇ。
肝心の歌はというと思ったよりずっとよかった。「17歳で初めて〜♪」の声の可愛さには驚いたけど、鬼気迫るときの低音もすごい。その差がまたメリハリをつけて…笹本さんや新妻さんの方がどの音もぶれずに安定した声量と歌唱力だけど、ソニンの歌はドラマチックでした。
中では笹本さんの歌声が一番癖がなく、素直。でも“歌の迫力”では新妻さんに1番をあげたい。「命をあげよう」を思い出す時はいつも新妻さんの声で思い出します。
今回3公演中9/18ソワレの笹本キムの時だけS席D列で見れたので、他の人に比べ細やかな演技とか表情は1番印象深い。
エレンにあった後、自決を決意したあの「表情のない表情」には心打たれるものがありました。
トゥイと対峙するところはやっぱりソニンが凄い気迫・・・思わず前のめりそうに。彼女の剥き出しの演技、個人的には好きです。
クリスについて
内訳としては藤岡くん2回、井上くん1回の鑑賞。
葛藤がどちらかと言えば外に向かっていく藤岡クリスと内に向かっていく井上クリス。
好みの話で言ってしまうと、私は井上クリスが好きだけれど、どちらがクリスという役柄にマッチしているかというと難しい。
キムと出会って藤岡クリスの方が浮かれてる感があったけど、井上クリスの方がキム大好きって感じでした。井上クリスはやんちゃさが薄いからかラブシーンとかキスシーンはドキッとさせられちゃいました…なんだかとっても甘〜い。
エレンに真実を打ち明けるシーン、感情の爆発を激しさの中で叫ぶ藤岡クリスに対して後悔と悔しさを涙で表現する井上クリス。
どちらも好きだが、井上クリス抜群でした。泣けてしまう。
にしても、2人のクリスしか見ていないからちょっと定かではないんだけど、この真実を打ち明ける場面、井上クリスの歌と藤岡クリスの歌、歌詞ちょっと違います?
藤岡クリスは絶叫していてあまり聞き取れなかったからってだけかもだけど、井上クリスの歌を聞いてキムに対する思いの一部がクリアーになった。
「アメリカ人ならやれたはずだ」。クリスという人間としてだけじゃなく、戦況下でアメリカ人ならばキムという少女を救えたという気持ちに納得。
追記:
やっぱり他のクリスは「あの娘、守れないか俺アメリカン」と歌っているそう。これだとイマイチ意味が分からない気が!!
しかも私は気づかなかったんですが、同場面で通常クリスは「俺は子ども捨てはしない 母親はどうする」とキムのことを「母親」と言っているようなんですが、井上クリスは「キムはどうする」と歌うらしい。(自分では未確認)
あんた、キムのこと「母親」って。そりゃないぜ。
エレンについて
シルビアさん2回、浅野さん1回の鑑賞。
シルビアさんは直前まで「レベッカ」に出演して練習時間もほとんどなかったそうだが、微塵も感じさせないくらいの素晴らしさ。絶賛。
人間が出来ていると感じるエレン。表情と歌声に説得力がある。特に「あの目〜♪」というところが好き。
浅野エレンはそれに比べるとまだ伸びる余地がある。
でもなんとなく思ったんだけれど、もし私がキムならクリスの妻が浅野エレンだったらより辛い気がしたんですよ。なんでだろう。
シルビアエレンよりも戦争とか苦しみとか悲しみとかからかけ離れたところにいる人物に思える。だからクリスは戦争の苦しみを彼女(浅野エレン)と一緒にいると忘れられるのかな、と思わなくもない。
どうも、どうも。
全くもって薫ちゃん卒業のニュースに打ちひしがれていた次第です。
公式HPでも「ファンの皆様へ」ということで、卒業に至る経緯や寺脇&水谷さんのコメントなど掲載されています。
薫ちゃんを卒業させる、というある意味では突飛な決断に至る過程にはいろいろな試行錯誤があったとは思います。
そんなに簡単に薫ちゃんを卒業させたら困りますもんね。
でも、それを踏まえても、私には納得いかないんですよね。。。。
すごいことを言うならば“リアリティ”なんてくそくらえです。
「二人が相棒」という設定はリアリティを超えたところにあるんじゃないんですかね。それを言い出したら「特命係」自体のリアリティはどうなんだ、って話ですし。
でも確かに「新たなステージ」に進む時が来たのかもしれないとは思います。でもそれならばまだシーズン7で『相棒』が終わる、と言われた方がよかったかも。右京と新たな相棒という図も想像すると面白くはあるんですが、ファンとしてはね・・・
シーズン6のラスト、小野田の意味深な台詞。
まさかこんなことになるとは思いませんでしたが、布石だったのですねぇ・・・
さて、なんていっても薫ちゃんの卒業が決まってしまったわけなので、じゃあどうやって“卒業”するのか。
まぁまさか殉職ということはないでしょう。
殉職ないしは死んで終わりにしたらば、それこそ許しませんよ。
もし警察内部で移動、ということになるとそれは今までのシーズンでもあったことだし、違うと思うんですよね。
となるとやっぱり「造り酒屋を継ぐ」ということでしょうか?
例えばお父さんが亡くなって、とか。
美和子との間に子供が出来るってのもあるかも!?
でもさ、でもさ「社会正義に身を捧げた」っていってたじゃん!!!
でも100歩譲っても「造り酒屋」でお願いしたい。