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- 2023.11.12 Sunday
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レ・ミゼラブルの大千秋楽。
カーテンコールの映像がブログにUPされていましたが、どうしても観れなくて。
なんだか本当に終わりなんだってことを確認したくなかったから。
でも、もうすぐ動画が消されてしまうので、その前にとやっと観ました。
何度も観ました。
そしてやっぱり、号泣・・・
どの方の挨拶からもレ・ミゼラブルへの溢れんばかりの愛と、培ってきたものを新たなものに生まれ変わらせる寂しさと期待が感じられました。
その中でも岡さんと石川さんの挨拶は特に心に残っています。
私は今回岡さんのアンジョルラスを観て、その変化とそこから私が感じていることをずっと書きたいと思っていたんですが、どうしてもその思いを文章にすることが出来ずにここまできてしまい、それはもう仕方ないなと諦めているんですが、岡さんがアンジョルラスを演じる時に心に留めているという言葉を聞いて一層岡アンジョルラスがどういう人物なのか、というのが自分の中ではしっくりきました。
アンジョルラスが最後に歌う言葉、「立つのだ仲間よ、世界に自由を!」の英文の訳を教えてもらいそれを毎回感じながら演じていたという岡さん。
その訳と言うのが、
『後の世の人々よ、我々が倒れても、後に続いて立ち上がれ。世界が自由になるその日まで。』
アンジョルラスは単なる学生運動のリーダーではなかった。
革命家として生き、そして死んだ。
それはただの若さゆえの情熱ではなく、独りよがりでもなく、国を良くしたいと本気で思っていたからこその行動。多分岡アンジョは民衆とその力を信じていて、それは市民がバリケードに現れないと知ってからも失われなかった。
市民と革命の力を信じる力、人間は自由であるべきだという信念、フランスを良くしたいという熱い思い、とはいえ仲間を死なせることになるのではという苦悩、そういった多くの気持ちが迸るのではなく、内面からあくまでの静かにでも力強く燃えている岡アンジョラス。
もし観れるのは今年が最後だったとしても、最後だったなら尚更、岡アンジョルラスを観られたことはこの上ない幸せだったんだと思います。
そして禅さんからのお願い。
「小説家は小説を、画家は絵を、音楽家は音楽を残しますが役者は何も残せません。でもその代わりにご覧になって下さったお客様の心に記憶を残します。どうか忘れないでください」
もちろん、忘れません。
その意もこめて、記事にしてみました。
読み返してみるとさ〜
レ・ミゼのこととなると特に暑苦しいな、私。